2017/03/19 Sun
git status
を再帰的に全Gitディレクトリで実行して、変更のあるリポジトリを簡単に見つけたい。
と思ったので作りました。
go get
でインストールできます。
(バイナリファイルもそのうち用意する)
$ go get github.com/yukimemi/gsr
使い方は簡単で
$ gsr [再帰的にチェックしたいディレクトリ]
とすると、 git status
で変更のあるディレクトリだけ出力されます。
デフォルトでは、ディレクトリ名だけが出力されます。
$ gsr --status [再帰的にチェックしたいディレクトリ]
と、オプションをつけると、 git status --short
の出力結果も出力されます。
ちなみに、 [再帰的にチェックしたいディレクトリ] を指定しなかった場合、
ghq root
を対象にチェックします。
motemen/ghq を使っている人には便利です。
デフォルトの出力がディレクトリ名なのは、pecoとか使って移動したいからです。
例えば、 .zshrc
に、こんな設定を書いてやると、
function __filter() {
peco | while read line
do
echo "Exec: [$@ $line]"
$@ $line
done
}
alias gsrl='gsr | __filter cd'
alias ghl='gsr --all | __filter cd'
gsrl
で、 ghq
で管理された変更のあるgitディレクトリに移動出来るようになり、 ghl
で ghq
で管理されたすべてのディレクトリに移動出来るようになります。
非常にべんり。
さらに、 リモートと差分のあるリポジトリも対象としたい場合、以下のオプションが使用できます。
$ gsr --ahead --behind
オプション | 出力対象 |
---|---|
–ahead | リモートより新しいものも対象にする |
–behind | リモートより古いものも対象にする |
僕は常にこのオプションを有効化して使うので、環境変数に指定しています。
.zshenv
とかに書いておくと、実行時にオプションをいちいち指定しなくても有効化されます。
export GSR_SHOW_AHEAD=1
export GSR_SHOW_BEHIND=1
これは、使ってるライブラリ urfave/cli の機能みたいです。すごい。
git statusを利用したリポジトリ情報のプロンプト表示