設定リファレンス

kanade サービスは、TOML ファイル、環境変数、またはレジストリパスから読み込まれる構造化された設定に依存しています。


1. エージェント設定

エージェントは KANADE_AGENT_CONFIG 環境変数を介して設定を検索し、存在しない場合はネイティブパスにフォールバックします。

開発用設定 (configs/agent.dev.toml)

# 開発用設定スキーマ
[agent]
id = "dev-pc"
nats_url = "nats://localhost:4223"
data_dir = "target/dev-data/agent"

[log]
level = "debug"
file = "target/dev-data/agent/logs/agent.log"

設定パラメータ

フィールド説明環境変数による上書き
agent.idStringユニークなハードウェア識別子 (pc_id)。KANADE_DEV_AGENT_ID (テンプレート化)
agent.nats_urlStringNATS ブローカー of ネットワークアドレス。KANADE_NATS_URL
agent.data_dirPath送信トレイのスクリプト、状態データベース、およびローカルの補完データをキャッシュするルートパス。KANADE_AGENT_DATA_DIR
log.levelStringログ出力レベルの冗長度 (error, warn, info, debug, trace)。RUST_LOG
log.filePathローリングログの書き出し先ファイルパス。-

2. バックエンド設定

バックエンドの調整レイヤーは KANADE_BACKEND_CONFIG で指定されたファイルから設定を取得し、指定がない場合はデフォルトの構造体を登録します。

開発用設定 (configs/backend.dev.toml)

[backend]
listen_addr = "127.0.0.1:8081"
nats_url = "nats://localhost:4223"
database_url = "sqlite://target/dev-data/backend/state.db"

[auth]
# 認証設定

設定パラメータ

フィールド説明環境変数による上書き
backend.listen_addrStringHTTP/WebSocket トラフィック用のネットワークバインド文字列。KANADE_BIND_ADDR
backend.nats_urlString対象とする NATS ブローカーの URL。KANADE_NATS_URL
backend.database_urlStringSQLite データベースへの接続文字列。DATABASE_URL
auth.disableBooleanオペレーターのトークン検証を無効にするには true を設定します (開発環境でのみ有効)。KANADE_AUTH_DISABLE

3. Windows レジストリ統合

本番環境では、セキュリティに敏感なトークン(NATS クライアントトークンや管理用 API ベアラートークンなど)は、プレーンテキストファイルではなく、保護された Windows レジストリに保存されます。

キーパス

  • エージェント設定: HKLM:\SOFTWARE\Kanade\agent
  • バックエンド設定: HKLM:\SOFTWARE\Kanade\backend

これらのレジストリパスはローカルの ACL 設定で保護されており、SYSTEM および指定されたオペレーターにのみ読み取り権限が厳密に制限されます。